takashisugiuchi’s diary

演技メソッド、撮影現場での実践方法などの記事を書いているブログです。

6回クラス内容③⑵

前回の続きです。

「目的」を導き出す為のコツとして

重要になってくるのが

「提案された状況」=「設定」

というやつです。

 

自分が演じるキャラクターが

今どういう状況に置かれているかというのを

細かく理解することが必要です。

 

人間は

周りの環境に影響される

生き物なので

(例:部屋が「暑い」と「涼しくしたい」という

目的が発生し、逆に部屋が「寒い」と「暖かくなりたい」という目的が発生する)

 

この「設定」を

なるべくたくさんピックアップして

いくことが重要です。

 

このときに

気をつけなければいけないことは

「あきらかな事実」からピックアップ

していくことです。

 

どうしても人それぞれの

主観が入ってしまいがちになり

 

人によっては、台本のどこにも

書かれていないのに「彼はこうだ!!」

と自分の色眼鏡で見てしまうことが

あります。

 

それをしてしまうと

台本から大きくそれてしまうことも

あるので、注意が必要です。

 

しかし

台本に直接書かれていないけど

事実をピックアップしていった結果、

 

直接書かれていないけれど

あきらかな事実が浮き上がって

くることもあります。

(例:男と女が手を繋いで仲良く歩いている

→友達以上の関係)

 

↑上の例だと「恋人」とはまだ言い切れない

可能性がありますよね?

 

読み進めていく中で

さらなる事実が出てきたら

「恋人同士」という事実が

確定するかもしれません。

 

とにかく

大事なことは

 

あきらかな事実を少しでも多く

ピックアップして

そこから「目的」を選んでいくことです。

 

スギウチ タカシ

 

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「プロの俳優としての基礎となるテクニックを学ぶ!!」

 


こんにちは。

ST Acting Studio代表のスギウチタカシです。

映像の世界で俳優として活動していく上で、身につけておくと絶対に得をするテクニックを、6回完結のクラスでご紹介します。

数々の演技メソッドをもとに、STスタジオが取り入れている最新心理学(統一場心理学)をミックスさせることで、それぞれのメソッドをより明確に、効果的に学んでいくことが出来ます。

 


こんなことを言われた経験はありませんか?

 


・とにかく芝居が下手だ。

・「おまえはセリフが聞けていない」と言われたことがある。

・現場、オーディションで監督の演出にすぐ対応できない。

・脚本をもらって、とりあえずセリフは覚えるけどその後の準備の仕方がわからない。

・もっと魂のこもった演技がしたい。

 


などで悩んでいる方には

明確な解決法をクラスの中で

提示します。

 


不定期開催のクラスになりますので、

この機会を逃さないでください。

 


クラスで紹介するテクニック(メソッド)を自分のものにすることで

 


・台本が読めるようになる。

・台本を貰ってから本番までの準備の仕方がわかる。

・現場で監督の要求に素早く対応出来るようになる。

・カメラの前で本当の感情を使った演技が

出来るようになる。

・相手と交流しながらシーンを演じることが出来る。

 


などの成果が得られます。

 


「なんとしてでもオーディションに受かりたい!」「現場で結果を残したい!!」

と思っている方、是非ご参加ください。

 


【クラス内容】

1日目「セリフを聞く、伝える」

演技をする上で基本となる「セリフを聞く、伝える」テクニックを学んでいただきます。

  そもそも「セリフを聞く」とは?「伝える」ってどういうこと?という説明から

相手と「密着する」「今に居る」

「緊張」との付き合い方、セリフが飛んで真っ白になった経験がある人への解決法、など

統一場心理学からのアプローチも使ったクラスです。

 


2日目「感情表現テクニック、ベラレーヌシステム」

  シーンを演じるときには「感情」「状態」を演じてはいけないのですが、

  オーディションのときや、現場など瞬発力が求められる場面で効果を発揮する

  独自の感情表現テクニック、単独のシーンや、CMなど短いシーンで絶対に

  役に立つ「ベラレーヌシステム」の解説、実践をしていただきます。

この2つのテクニックを身につけると

現場でとても便利です!!

 


3日目「脚本分析」

  どんなに表現力があっても、脚本を正しく分析出来ないと良い演技は出来ません。

  「なんとなく、キャラクターはこういう気持ち」ではなく、具体的な分析方法を使って

  「目的」「課題」「行動」を導き出し、セリフの行間や、キャラクターの意図を紐解いていきます。

 


4日目「脚本を貰ってから本番までの準備方法」

  ハリウッドのアクティングコーチ、イヴァナ・チャバックのメソッドをもとに

  脚本分析から本番までの準備の仕方を学んでいただきます。

  キャラクターを頭で理解しただけでは良い演技は生れません。

  自分の身体に落とし込んでいくことが必要です。ここでも統一場心理学を掛け合わせることで、より現場に対応しやすい方法を提供していきます。

  「役を演じる」のではなく「役を生きる」メソッドです。

 

 

 

5〜6日目

  1〜4日目までで学んだテクニックを使って短いシーンを演じていただきます。

  トライアンドエラーを繰り返す中で各テクニックの理解をさらに深めていきます。

 


【開催日時】

各日13:00〜17:00

11/19(火)、11/26(火)、12/3(火)

12/10(火)、12/17(火)、12/24(火)

 


【開催場所】

世田谷区、目黒区近辺(詳細は受講時にお知らせします)

 


【受講資格】

・18歳以上のプロの俳優、俳優志望

・俳優として生きていくという意志のある方

 


【受講料】

¥20,000(6回セット)

・再受講¥15,000

・初回クラス時にお支払いください。

 


【定員】

8名

 


【キャンセルポリシー】

お申し込み後のキャンセルは、開催初日3日前までにご連絡ください。

・当日キャンセル全額

・前日、前々日キャンセル半額

 


【講師プロフィール】

スギウチタカシ

演技講師、アクティングコーチ。

映画「ウォーターボーイズ」でデビュー後、数々の映画、ドラマの撮影現場を

経験する。

Prayers Studio代表の渡部朋彦氏を師事し、同氏のもとでスタニスラフスキーシステム、

マイズナー、イヴァナ・チャバックメソッドを学ぶ。

2015年よりPrayers Studioにて映像演技クラス講師として活動。

クラス内容にはPrayers Studioが支持する「統一場心理学」の理論も取り入れ

独自のメソッド、エクササイズを開発する。

2019年夏より新たにST Acting Studioを開設する。

一般社団法人日本アクティング協会会員

 


【ご予約・お問い合わせ】

お名前と演技経験、明記の上

 


st.actingstudio@gmail.comまでご連絡ください。

 


・翌日になっても返信のない場合はメールトラブルの可能性があります。

  お手数ですが再度メールもしくは電話にてご連絡ください。

  TEL:090-7707-8051

 


※携帯のアドレスでお申込みの方は、st.actingstudio@gmail.comからのメールが

  受け取れるようにドメイン指定をお願いします。

 

 

 

ご希望の方はお早めにお申し込みをお願いします。

なお、定員になり次第締め切りとさせていただきます。

 


https://st-acting-studio.jimdofree.com