takashisugiuchi’s diary

演技メソッド、撮影現場での実践方法などの記事を書いているブログです。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

個性と自己満足

昨日は 個性を活かす指導が 大事だとお話しました。 ただし 自分の個性に こだわり過ぎるあまり 現場で 作品を作ることに フォーカスをあてるのではなく 自己表現に フォーカスが 合っている役者が たまにいます。 自分が出るシーンを より面白く、ドラマチ…

個性がなくなる指導って?

今回は ちょっと苦言です。 先日 とある事務所の WSを見学させて いただきました。 経験者の方から 新人の人まで 色々なメンバーの方がいました。 発声練習から始まり シアターゲームなど 色々な練習をしていたのですが 見ていると 技術的なものは まだまだ…

我を忘れる?

役者をやってる人の中には 我を忘れてしまうくらい 役に集中して 役に入り込むのが 良い芝居だと 思っている人が います。 そのくらいの 情熱で取り組むのは とても素晴らしい ことですが 役に集中して 我を忘れてしまうのは ちょっと演技というものを 勘違…

〜ながら芝居

お芝居するときは 「〜ながら」の場面が 多々あります。 コーヒーを飲みながら、 車の運転をしながら、 ご飯を食べながら、 などなど。 ひとつの 動作だけしか していないことの方が 少ないとも言えます。 この 〜ながら芝居が 結構苦手な人がいます。 つい…

役者目線

昔、先輩の役者さんに 「役者は24時間役者でいろ!!」 と言われました。 当時は どういう意味なのかな とわからなかったのですが 今は よくわかります。 24時間役者でいる ということは 身なりに気をつけるとか 「オレは役者だ!!」 と常に意識することだ…

ライブを起こす!!

色々な演技の仕方が あると思いますが ボクが目指している、 良いと思っている演技は 目の前の相手役と 本当にその場で交流している、 やり取りをしている演技です。 言い換えると 役者が本当にその場で考えて 行動しているということです。 もちろん台本は…

アウェイでの戦い方

現場や オーディションで 場合によっては アウェイな空気を 感じた経験がある人が いるかもしれません。 連ドラや映画の現場で 撮影も大詰めの段階に なってくると スタッフ、キャストの 団結力も高まっていて そこに途中から参加する場合 なかなか空気に 馴…

行動あるのみ!!

役者は シーンの中で 感情や状態を演じるのではなく 行動していくことが 仕事です。 その行動をしていくときに 自分だけで完結しないことが 重要になります。 相手に影響を与えること 相手を変化させていくことで そこに人間関係やドラマが 生まれてきます。…

オーディションにて

オーディションのときに よく 「簡単に自己紹介してください」 と言われることがあります。 そのときに どうすればいいのかと 相談を受けることがあります。 絶対にこれが正しい!! という答えはないのですが ひとつだけ 言えるのが オーディションする側の…