takashisugiuchi’s diary

演技メソッド、撮影現場での実践方法などの記事を書いているブログです。

個性と自己満足

昨日は

個性を活かす指導が

大事だとお話しました。

 

ただし

自分の個性に

こだわり過ぎるあまり

 

現場で

作品を作ることに

フォーカスをあてるのではなく

 

自己表現に

フォーカスが

合っている役者が

たまにいます。

 

自分が出るシーンを

より面白く、ドラマチックに

することではなく

 

自分が

目立つか、

どう映っているのか

 

ということばかりに

頭がいってしまうと

 

ただの

自己満足になって

しまいます。

 

簡単にいうと

観ている人達のことを

考えていない

 

ということです。

 

もちろん

「オレはこうしたい!!」

という情熱は大事ですが

 

そこに観客の視点が

入っていることが重要です。

 

みなさんが

居酒屋に行って

ハイボールをください」

と言ったのに

 

「一杯目は生ビールだろ!!」

と店員さんがゴリ押ししてきたら

イヤですよね?

 

お客様が満足する

サービスを提供する

 

それが基本だと思います。

 

その中で

低価格が売りのお店もあれば

高級店もあって良いと思います。

 

それが個性であって

 

それを自由に選ぶのが

お客さんです。

 

決して

観客や監督、演出家に

媚びろ、というわけでは

ありませんが

 

来たオーダーに

自分の全部を使って

答えるのが

 

真のプロフェッショナル

だと思います。

 

http://prayers.jp/Prayers.html

 

合同会社A-train production 

TEL:090-6159-3667

E-mail:kikukochimako@gmail.com