takashisugiuchi’s diary

演技メソッド、撮影現場での実践方法などの記事を書いているブログです。

オーディションにて

オーディションのときに

 

よく

「簡単に自己紹介してください」

と言われることがあります。

 

そのときに

どうすればいいのかと

相談を受けることがあります。

 

絶対にこれが正しい!!

という答えはないのですが

 

ひとつだけ

言えるのが

 

オーディションする側の

監督やプロデューサーは

何を見たいか、という視点に

立って受け答えするのが

大事だと思います。

 

何が見たいか、

というのは

その監督やプロデューサーによって

違うと思いますが

 

最低限

仕事をする上で

必要とされる礼儀、

役者としての演技力などが

あると思いますが

 

自己紹介だけに

限って考えると

 

その人自身を見たい、

 

というのが

あるとボクは思っています。

 

そのときに

あらかじめ決めてきた

定型文のような

受け答えをしても

その人自身というのは

 

なかなか

見えてきません。

 

ボクも経験あるのですが

何人かでオーディション会場に

呼ばれたときに

 

自己紹介のときになって

急にスイッチが入ったように

 

お決まりの自己紹介を

する人をたくさん見てきました。

 

なかには

(特に男性陣によくありがちですが)

 

軍隊の上官に対するような

態度で自己アピールする人もいました。

 

役者自身の個性を

アピールする場なのに

 

個性を必要とされない

軍隊のような形式で答えてしまうのは

 

それだけで

損をしていると

思います。

 

じゃあ

どうすれば良いのか

 

個性をアピールしよう

と何かを必要以上にする必要は

ないと思います。

 

誰しも

普段の自分が

一番魅力的なはずです。

 

なので

ボクがお勧めするには

「自己紹介してください」と

言われたら、

 

その場で考えて

受け答えすることです。

 

いわゆる

ノープランです。

 

ノープランなので

その人の素が出ざるを得ません。

 

話す内容は

グダグダになるかも

しれません。

 

でも

それで良いです。

 

キレイに話しを

まとめてくれるのを

監督やプロデューサーは

求めてないと思います。

 

とても

怖いことかも

しれませんが

 

その場で考えて

その場で答える。

 

これが

一番の自己アピールだと

ボクは思います。

 

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