takashisugiuchi’s diary

演技メソッド、撮影現場での実践方法などの記事を書いているブログです。

役を生きる、演じる。

久しぶりの投稿に

なってしまいました。

 

最近クラスでシーンを

演じてもらっていて

感じることは

 

そのシーンの中の

ストーリーの当事者にならずに

 

傍観者に

なってしまっているケースが

あるな、と感じています。

 

シーンの中で

恋人に振られて

悲しみに打ちひしがれている

役ならば

 

演じている俳優も

同じ立場にたって

悲しみに打ちひしがれる。

それが役の人生を生きる、と

いうことなのですが

 

役は役、自分は自分。

と分けてしまっていることが

あります。

 

そうならない為の、

役を生きる為のテクニックも

もちろんあるのですが

 

まず大前提として

脚本の中の人物の

人生を生きたい!!という欲求が

その俳優にあるかどうか、が

重要になってくるのではないか、

と思います。

 

ボクのクラスでは

現場で臨機応変

対応出来るように

いわゆる役を演じる、という

テクニックも使用したり

しています。

 

どちらが良い悪いでは

ないのかもしれませんが

 

どちらにせよ

その当事者の立場に

たてないと良い演技には

ならない。

 

これだけは

間違いないと思います。

 

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