takashisugiuchi’s diary

演技メソッド、撮影現場での実践方法などの記事を書いているブログです。

役者はバカになれ?②

前回の続きです。

バカになることが出来ると

想像の世界が信じやすくなる、

 

とは

どういうことでしょうか。

 

想像力というのは

目の前にないものを

あたかもあるように

想像出来る能力です。

 

視覚的な想像力では

 

目の前に

ゴジラが現れた!!

 

とか

 

もっと複雑なものでは

 

今日会ったばかりの

役者さんを

恋人役だったり

親友役として

 

想像した上で

演じることになります。

 

そうする為の

具体的なテクニックも

あるのですが

 

それは

またの機会にします。

 

バカになることで

どうして想像力が

豊かになるのかというと

 

想像力=勘違いする力

だからです。

 

現実的に考えたら

目の前にゴジラはいません…。

 

目の前の役者さんは

今日初めて会った人です…。

 

それを

意図的に勘違いするわけです。

 

みなさんも

今までの人生で

何かを勘違いしたことの

一度や二度はあると思います。

 

向こうから歩いて来た人を

友達だと思って声掛けたら

全然別人だったとか、

 

ソーメンの麺つゆを

麦茶だと思って飲んで

びっくりしたり。

 

そんなとき

自分自身、もしくは周りの人から

「バカだなぁ〜」と

言われたり、思ったり

することがあると思います。

 

そのとき

 

声掛けて

他人だと気づくまで、

 

麺つゆ飲んで

「うわっ!?」って思うまで

 

勘違いしているわけです。

 

ただ

大人になっていくということは

そういう勘違いを無くして常識的に

生きていくことを求められることが

多いかと思います。

 

想像力=勘違いする力

 

勘違いすること

→「バカだなぁ〜」と言われるようなこと

 

バカになれる=想像力豊か

 

ということになります。

 

これを

意図的に出来るようになれば

 

目の前にゴジラ

想像するのも

 

容易になります。

 

大人の常識な心が

想像力の邪魔をしてると

言っても良いかもしれません。

 

なので

バカになる=子供の無邪気な心

と言い換えられます。

 

想像力=子供の無邪気な心

 

これを

取り戻せれば

想像力は豊かになります!!

 

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