takashisugiuchi’s diary

演技メソッド、撮影現場での実践方法などの記事を書いているブログです。

感情を表現する。

新しい年になりました。

 

今年も

お芝居、特に

演技についての内容を

書いて行きたいと思います。

 

年末年始

たくさんの特番や

人気の高かったドラマなどの

再放送をしていました。

 

その中のドラマを

いくつか観たりしながら

年末年始を過ごしていました。

 

もちろん

全部を観た訳ではないのですが

 

上手だな、

さすがだな、と思う

役者さんは

 

感情的なシーンで

 

キャラクターとして

感情を抑えよう、表面に

出さないようにして

演じていました。

 

結果として

感情が抑えられなくて

漏れてしまった、という感じです。

 

逆に

感情を出そう、表そうと

している俳優さんも

見かけました。

 

差は

歴然ですよね。

 

普段の生活で

人はなるべく感情を

抑えようとして生きている

人がほとんどです。

 

それなのに

お芝居のなったとたん

感情を表そうとすると

 

めちゃくちゃ

不自然です。

 

物語の中で

そのキャラクターが

感情を表す理由があるのならば

理解出来ますが

 

全く理由が見当たらないのに

感情を出そうとしてしまうと

 

そのキャラクターではなく

頑張ってる俳優、が見えてしまい

 

物語から

どんどん離れていってしまいます。

 

表現しないと

伝わらないのではないか、

何もしていないと思われるのではないか、

 

という

俳優としての

不安から、そうしたい気持ちも

わからなくはないのですが

 

絶対に

やめた方が良いと思います。

 

感情を表そうとしなくても良い

と思えるだけの

実力をつけましょう!!

 

http://prayers.jp/cinema.html

 

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